娘が英検4級を受けることになったいきさつ
- 娘が英検4級を受けることになったいきさつ
- 英検の1級~5級のレベルは?
- 約4か月で英検4級を合格した工程
- 娘が6月から取り組んだ自主的な勉強
- 短期間で英検4級を合格するコツと対策
- 合格するのにいちばん必要なこと
- 本音
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2018年6月初めのできごと
2019年4月11日更新
中学生活にも慣れつつある6月に、突然、中一の娘が言いました。
娘「ママ~、私、英検受ける!」
私「えっ。なんで急に。」
娘「うん、友達が受けるから、私も受けたいんだけど。」
私「ふ~ん。それで、いつ受けたいの?」
娘「今度だよ。今度っていつ?」
私「うん。たしか10月だったかな~。」
私「でも、まだ、そんなに英語の勉強進んでないよねえ。で、5級を受けるの?」
娘「4級。」
私「えっー!!4級って、中二レベルだよ。
中二の教科書の半分くらいの内容が出るんだよ。
まだ、中一になったばっかりだよ。
4級は早いんじゃないの?」
娘「うん。でも、友達も4級受けるっていってるし。」
私「友達って、前から英語とか、習ってるんじゃないの?」
娘「うーん。習ってないみたいだけど、、?わかんないー。。。」
私「意欲は認めるけどさ~、いきなり、4級は難しいよ。時間もないし。5級にしとけば…。」
娘「まだ時間あるよ。4級がいいの。4級受けるから、ママ、英語教えて!!」
こんな流れでした。。。
周りの子は意外に、結構英検に積極的だったみたいで、、、。
だから、自分も…!と、娘は、友達に感化されていました。
勉強好きな友達がいるんだね。(それは、よかったんだけどさー。。。)
私は、まさか、英検4級をその年の10月に受けるという考えは、全くなかったので、正直焦りました。。
いきなり、4級はキツイんじゃないか…と、思いつつも、娘の気持ちを大切に受け止め、「よし。やれるだけやってみよう!!」…と、協力したのでした。
だから、その4か月間は、結構ハードな日々を過ごしました。
そのときのことを思い出し、どのような工程を経て、合格に至ったかを公開したいと思います。
その前に、これが英検の各級のレベルです 。
英検の1級~5級のレベルは?
英検は1級から5級まであります。
5級 中学初級程度レベル
中学1年の内容で、現在形、命令文、現在進行形など。
4級 中学中級程度レベル
中学2年半ばまでの内容で、過去形、未来形、命令形、助動詞、比較級など。
3級 中学卒業程度レベル
中学3年までの内容で、現在完了形、受動態、関係代名詞、使役の文など。
準2級 高校中級程度レベル
高校2年の半ばあたりまでの内容で、既習文法を基にした応用問題が出題される。
2級 高校卒業程度レベル
高校3年までの内容で、いわゆる、大学受験に必要とされるレベル。
準1級 大学中級程度レベル
社会生活で求められる英語を十分理解し、使用できることが求められる。
1級 大学上級程度レベル
英語の知識や能力以外にも、さまざまなトピックに精通し、相手に伝える発信力と対応力が求められる。
英検の受験日程は、年に3回あります。6月上旬、10月上旬、1月下旬です。
詳しくはこちら ↓ ↓ ↓
約4か月で英検4級を合格した工程
中一の4月から英語を始めたのですが、もともとけっこう早いスピードで、先取り学習をしていました。
英語を教えるのは、私の専売特許ですし、中一の内容は簡単なので、先へ先へと進めていたのです。
そのときの学習方法は、音読中心です。↓ ↓ ↓
4月~8月半ば
5月の終わり頃までには、New Crown の教科書のLesson4(現在形、命令文、疑問詞の疑問文)まで終わっていました。
ちなみに、この教科書はLesson9 まであります。
6月に娘から、突然「英検4級受験」宣言を聞いたものだから、
もっと、スピードアップしなくちゃ!!と、一瞬思ったのですが、、、それは、やりませんでした。
なぜならば、中一、中二の内容は、基本中の基本だからです。
ここをおろそかにして、先に進んでは絶対にいけないと思うからです。
だから、焦らずに中一の教科書だけは、基本に忠実に、やり方を変えずに最後の
Lesson9まで、音読中心&ディクテーション中心にやりました。
ちなみに、中一で学ぶ学習内容は、現在形、命令文、現在進行形、疑問詞を使った疑問文、助動詞(can)、過去形…です。
8月の半ばで、やっと、1年のNew Crown教科書の文法事項と英単語…などのすべての内容を全部終えました。
(くどいようですが、教科書全ページの音読、暗唱、ディクテーション、英単語練習をいままで通りにやっただけです。)
でも、あと、1か月しかない!!
8月半ば~9月1週目
もう時間がないので、2年の内容は、教科書ではやりません。
参考書を使いました。
私たちが使った参考書は全部で3冊です。↓ ↓ ↓
これ以外は使っていません。
順を追って、これらの使い方を説明しますね。
英検4級では、中二の内容の半分くらいまで出題されます。
ちなみに、英検4級で残っている中二の文法事項は、
未来形、助動詞( must , may , should )、不定詞、動名詞、比較級・最上級・同等比較、There is 構文…です。
残った未習の文法事項を、参考書を使って勉強しました。
この参考書を使いました。↓ ↓ ↓
まず、総合目次を見てください。↓ ↓ ↓
目次からわかるように、基礎学習→練習問題→模試…という内容になっています。
つまり、この本のいいところは、
①文法事項が簡潔に基礎学習として、まとまっているということ
②筆記やリスニングの練習問題があること
③模擬テスト
④スピーキングの練習問題
…まで、すべてこの1冊で、できることです。
まず、私たちは、中二のまだ学習してない文法の勉強をこの本で取り組みました。
↑ ↑ ↑ 学習のまとめの目次から、私たちのやっていない文法だけを選び、効率的に学びました。
未習の文法は、
5未来、6助動詞、7不定詞・動名詞、9There is構文、10比較級・最上級
です。
↑ ↑「学習のまとめ」目次ページを見てもわかるように、1つの文法事項が4ページで完結しています。
どんなに重要度が高い文法事項(たとえば、不定詞・動名詞や比較級・最上級など。)もたったの4ページなので、要点だけが簡潔にまとまっており、急いで勉強したい人には、最適でした。
↓ ↓ ↓ たとえば、未来形の要点が4ページにまとまっています。
もう、私たちは、本当に時間がなかったですから、未習の文法は、特に深めて学習したりせず、この4ぺージだけをしっかりとやっただけでした。
約3週間で未習文法をすべてたたきこみました。
あと、この本についているリスニングCDも並行してやってました。
夏休みだったので、ほとんど毎日2~3時間、親子で英検の勉強をしていましたね。。。。
9月2週目から10月1週目(試験前日まで)
この時期は、ラストスパートです。
上記の 「いちばんわかりやすい英検4級まるごと問題集」の練習問題と模試とリスニングを徹底的にやりました。
長文読解は、意外に読めていましたね。
中二までの文法事項といっても、すべての文法が長文に盛り込まれているわけではありません。
たとえ、中二の文法事項がそれほど習得してなくても、中一までの積み重ねがしっかりとできていて、語彙力があれば読み取ることができる…という感じでした。
娘は、模試や練習問題は、この本だけだと、すぐに終わってしまいました。
だから、次に、本格的に、過去問に取り組みました。
これです。↓ ↓ ↓
娘は、ラストスパートという感じで、毎日夜9時~10時半くらいまで、ずーっと英検の過去問の勉強をしていましたね。
この時期になると、私はいっさい関わりませんでした。
ひたすら、自分で過去問を2~3巡はしていた…と言っていました。
リスニングも自分でCDを操作して、自立してやっていました。
娘が6月から取り組んだ自主的な勉強
娘は、朝1時間、夜1時間を毎日必ず、「出る単」を勉強していました。
つまり、一日合計2時間を単語の暗記に費やしてたのです。(驚!)
娘の使っていた「出る単」はこれです。↓ ↓ ↓
やっぱり、出る単はすごい!!です。
この本に載ってる単語や熟語や定型表現がかなり高い割合で、英検の試験に出てる…と、私は実感してます!
この本は、英検を受けるなら、絶対に必携だと思います!
娘は、6月からコツコツ、コツコツ…と、出る単をやっていました。
数えきれないくらい、出る単を何巡も何巡もした…と言っていました。
その甲斐あってか、娘は、わからない単語はあまりなかったと言っていました。
(↑ ↑ ↑私は、陰でこんなにやってた…ということは知らなかったから、あとで聞いて、ビックリしました。)
わが娘ながら、自分で決めてやる…という決意と実行力は褒めたいと思います。
結果は…というと、、、↓ ↓ ↓
合格しました。
しかも、合格基準点よりも62点も上だったので、非常にうれしかったです。
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短期間で英検4級を合格するコツと対策
①合格のカギを握るのは、語彙力
合格のカギを握るのは、語彙力だと実感しました。
文法力は、中一の内容が完璧に身についていれば、8~9割の長文読解は、できると思います。
前述したように、長文の中に、中二の文法がすべて入っているわけではないからです。
だから、語彙力さえあれば、文法力に自信がなくても、大部分は読み取ることはできるでしょう。
娘は出る単を隅から隅まで数えきれないくらい何巡もした…と言っていたから、ここに勝負があったのだと思います。
②中一の文法は100%完璧に!
中一の文法をおろそかにしてはいけません。
せめて、中一の文法は完璧にできている必要があると思います。
中一の文法は基本中の基本なので、
けっして駆け足ではなく、しっかりと定着させる必要があると思います。
骨組みを理解していなければ、いくら語彙力があっても、正しく読み取れないでしょう。
中二の理解が不十分な文法は、参考書で軽く理解しておくくらいでも、合格できると、今回証明されました。
だから、皆さんも、たとえ時間がない状態であっても、諦めずにがんばってほしいと思います。
③本人の努力
いちばん大事です。
語彙力や文法力よりも、受かりたいというパワーが何よりも大切だと、今回我が子から学ばせてもらいました。
私は協力は精一杯したけど、「ちょっとムリかもな。ハードル高いなぁ。。」と、正直、思っていました。
しかし、娘はなりふりかまわず、必死で勉強していました。
高校や大学受験のような…まるで、本当の受験勉強みたい…でした。。。
合格するのにいちばん必要なこと
結局は、合格するのにいちばん大事なのは、本人の努力
だと思います。
方法論ではないと思います。
本人の必死さがものをいうのです。
目的に向かって、自分で決めて実行し成し遂げたことは、貴重な経験となり、確固たる自信になる
…と、私は思います。
そして、結果はどうあれ、
一生懸命にやったことに価値があるのだ
と、思います。
本音
というわけで、私たちの必死で駆け抜けた約4か月の英検受験の物語は幕を閉じました。
すんごいハードでした。。。
正直、もうこんな計画性のない受験はイヤです。。。
でも、なにはともあれ、受かって本当によかったです。
次に、娘は英検3級に向かって、チャレンジしようとしています。
まだ、現在進行形なので、どうなるかわかりませんが、また機会があれば、お知らせしたいと思います。
ではでは ♪♪♪
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