元英語教師なっぴの思春期の子育て☆

元英語教師・今主婦・母のなっぴが生活をワクワクさせるような情報や英語や子育ての話を提供していきたいと思います!

①中学生の娘が不登校になったけど、ある方法で解決した件・不登校の理由編

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元英語教師なっぴです。


今回は去年中学生になった娘(ここでは、娘はHaruちゃん…とします。) に起きた体験談を書きたいと思います。

 不登校のサインを見逃すな

中学1年生の2学期に急に、学校に行く途中で家に戻ってくるようになりました。


ちょうど夏休み明けからでした。


「お腹が痛い」「寒い、寒気がする」「頭が痛い」…といった、いろいろな体調不良をうったえるのです。


熱はありません。

 

でも、仮病というわけでもないようでした。


朝起きて、ちゃんと家を出て学校に行くのですが、途中でダメで、帰ってきてしまうのです。


最初は、病気を疑いました。


何かの重病ではないかと、、、


だって、熱はないし、風邪ならば前兆があるはずだし。


大切な娘です。


重病ならば、どうしよう…!!と、青くなりました。


家に帰ってくると、最初は横になって安静にしています。


そのままリラックスしてると、そのうち治るんです。


そして、ケロっとして、スマホとかいじってるんです。


だから、病院に行くのは待って、様子を見てみよう…というパターンが続きました。


最初のうちは、治ると、私は「ああ、単なる体調不良だったんだな、よかった~」


と、安堵していました。


しかし、これがたびたび続くと、

 

なんか変だ…!!

 

…と、やっと気づき始めました。

 

「あれ?これは、、、
もしかして、不登校の前兆、、、???」

 

精神的なものなのではないか…と、思い始めたのでした。


だって、家に帰ってきて、少し横になったり、リラックスすると、治ってしまうのだから。


体調不良を訴えて帰ってくるときは、真っ青だったり、手が冷たかったり、本当に体調悪そうなんですよ。

 

これは、演技でできる症状ではない…!

 

中学1年生の1学期は、すごく楽しんでいる様子でした。


それに、夏休み中は、中学校でできた新しい友達と、いそいそと夏祭りに出かけてたんですから!!


それなのに、

 

なんでー!!!!

 

と、母親として泣きたい心境でした。

 学校で何があったのか?娘の言い分

 学校でいったい何があったのか。


中学1年の1学期は、「今日、友達がね~、友達がね~♪」と、毎日のように、私に楽しそうに話してくれてたんです。


それが、うって変わって、、こんなふうになるなんて、、、


私にとって、まさに、

 

「晴天のへきれき!!」

 

…状態です。(驚・嘆・悲!)

 

もしかして、

 

いじめ、、、???

 

…って、頭をよぎりました。


娘に聞いてみました。

 

すると、

 

クラスの雰囲気が超絶悪い、、、

 

ということでした。

 

娘の話によると、、、


娘はいじめられてるわけでもなく、無視されてるわけでもない。


クラスの雰囲気が良くなくて、ボス的な人がいる。


その子が気に入らない子を、周囲の子も嫌わないと、自分がハブられる。


自分はむやみに人を嫌いたくないけど、同調するしかない…。


いろいろなことを考えると、頭が痛くなったり、お腹が痛くなったりする…というのです。

 

私は、「そういうことは先生に言うべきだよ。先生に言いなさい。」

 

と、言いました。

 

すると、娘は、

 

「先生に言っても、先生は力がないから、たぶんどうすることもできないよ。だから言っても無駄なんだよ。」

…と。


たしかに、担任の先生は優しいタイプで、頼りない雰囲気の男の先生でした。


私はそれでも、

 

「絶対に先生に言うべきだから。言ってダメなら、そのあと考えればいいから。行動しないで、ダメだと決めつけるのは、どうかと思うよ。」

 

と、言いました。


娘は、

 

「うん。。。。。」

 

と、弱々しく言いました。

 

…なんだか納得してない感じでした。


私は、自分がいじめられてるわけでもないのに、なんかはっきりしない理由だなー

 

…と思いました。


そんなことで、体に不調が出るのか…!?


実際に手が冷たくなったり、お腹が痛くなったりするのか!?


もし、自分がいじめられてたら、当然行きたくない…というのは、わかるよ。


でも、クラスの雰囲気がよくないだけで、体に不調が出るのか…!?


そんなに弱いヤワな子だったのか、Haruちゃんは!!


私が中学校も小学校の頃も、雰囲気が超絶よくないクラスのときは、何回かありましたよ。


でも、そんなことは我慢して学校に通ったし、親に言うことでもなかったし、まして、そんなことで体調が悪くなるなんてなかったから…!

 

自分には、直接関係ないのに、、、

 

そんなことで、、、???

 

もう、信じられませんでした。

 

でも、理由がわかったので、とにかくよかったです。

隠された真実!!さらに、本当の理由があった!!

理由がわかったのですが、、、


9月にちょこちょこ休んでいたという感じだったのですが、、、、


しばらくすると、、朝、登校前から体調不良を訴えてきました。

 

「頭痛い、お腹痛い。」と。


10月には、結構ひんぱんに、、、、休むようになりました。。。(叫・悲・嘆!)

 

もう私は、どうしていいかわからず、悩みが深くなっていきました。

 

わたしのほうが、体調不良をおこしそうです。。。。

 

今までは、なんとか励ましながら、だましだまし学校に行かせてました。


そして、娘もなんとか耐えて行ってくれて、無事に帰ってきました。。。


でも、それも限界みたいで、、、10月に入ると、悪化の一途をたどり、どっぷりと休み始めたのです。。。。

 

もう、私、ノイローゼ状態。。。

 

親として、初めての体験で、どうしていいか、わからないのです。。。


無理に行かせるのも、、、怖いし。。。


だって、最悪、自殺とか、、、よくあるじゃないですか。。。。

 

さらに、娘と話し合いました。

 

すると、、、!!!!

 

隠れていた真実をポツリポツリ…と、話し始めました。

 

1学期にできた仲のよい友達は、Haruちゃん含めて3人グループでした。


でも、そのうち一番仲の良かった友達が、1学期の終わりに転校してしまいました。


頼りになるのは、残りの一人の子です。


その子は、優しいタイプの気の弱い子でした。


でも、その子がいじめのターゲットになり、1学期の終わりには、不登校になってしまっていました。


9月に入ると、

 

だれも仲の良かった子がいない…一人ぼっちだ…!!

 

…と、娘は夏休みが終わる頃に、深刻に考えるようになりました。


それに、新しい友達を作り直すとしても、自分に合う優しい子はもう誰もいないし、ボスがいるし、、、。


なんと、それだけではなく、

 

まだ悪条件があったのです!!

 

好きでもない子が、一人になったHaruちゃんに寄ってきて、ずっとくっついてきて、すごいストレスだと。。。。

 

どうしよう…!!

 

いたたまれない!!

 

毎日が苦しい!!!

 

と、人間関係で追い詰めれてしまったのです。


そうか、

 

だれも味方がいなかったんだね。。。

 

そりゃあ、辛いよね。。。。

 

でも、どうしてもっと早く本当のこと言ってくれなかったのよー!!

 

と、思いましたが、、、言ったところで、どうにもならない…と思ったんだよね、きっと。

 

でも、そんな深刻なことなら、もっと早く教えてほしかったよ。。。

 

涙が出ました。


ごめんね。気づいてあげられなくて。。。


すごいストレス、、、


一人で耐えてたんだね。


我慢して、体調にまで出てしまったんだね。(涙)


自分の娘のことを言うのはなんですが、娘は本当に心の優しい子なんです。


純粋で、大人しくて、穏やかな心の優しい、いい子なんです。


だから、ボスのいいなりになるのが嫌で、自分の心に反したことをするのが苦しくなって、体調を悪くしてしまったんでしょう。


いちばん辛いのは、どんどん自分の仲のいい子がいなくなっていき、いつのまにか誰もいなくなってしまったこと。


そして、さらに、嫌いな子がずっと自分にくっついている…という状況。。。


これは、13歳の子どもにとって、

 

最悪だー!!!!!

 

やっと、この

 

3重苦

 

…が理解できました。.

 

そりゃあ、学校に行きたくないよねー!!!!!

 

やっと本当に理解できました。


私って、ダメな親だなぁ。。。

 

続く。。。

 

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