元英語教師なっぴの思春期の子育て☆

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ブログ小説「(仮)恋する弁護士たち~泣きたいくらい君が好き~第10話『2度目の告白』」

恋する弁護士たち

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登場人物のイメージ

飯島英慈(主人公 弁護士・市議会議員)

32歳くらいの時の玉木宏…風の人

 

相原萌(主人公 パラリーガル) 

18歳くらいの時の有村架純…風の人

 

山内美恵子(法律事務所の所長)

60歳くらいの音無美紀子…風の人

 

山内健太郎(英慈の親友の弁護士)

32歳くらいの佐々木蔵之介…風の人

 

 

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第10話 2度目の告白


萌は、駅前にできた「大盛り屋 きふね」に来ていた。

 

名前通り、すべての料理が大盛りで出される。

 

しかも、値段もリーズナブル。

 

海鮮やとんかつ、うどん、そば、カレーライス、和食なら、たいていなんでもある。

 

しかも、大将が一流料亭で修行した料理人。

 

だから、味は間違いない…と、テレビが言っていた。

 

萌は、今日ここで食べることを楽しみに仕事をしてきた。

 

今、萌は至福の時間を味わっていた。

 

この店は大食いの聖地だった。

 

みんなテレビを見て、大食漢たちがやってきていた。

 

だから、萌は、自分が目立つことなく食べられる…ということも嬉しかった。

 

萌は、大好きなサーモンいくら丼を注文した。

 

味噌汁と小鉢がついてきた。

 

丼も味噌汁の器も大きい。

 

丼には、ごはんが優に5人前は盛ってある。

 

これなら、萌の胃袋も満足できる量だ。

 

いくらが大量で、丼からあふれてしまっているので、下に受け皿がしいてある。 

 

そして、丼の中央にはぶつ切りのサーモンがドーンとのっていた。

 

萌は、感動してしばらくこの美しい丼をうっとりと眺めていた。

 

萌(まるで、宝石箱だわ。

いくらは、真っ赤な真珠。

サーモンは、金塊…。

白米は、プラチナダイヤモンド…!)

 

(あ、そうだ。写真撮ろう!)

 

萌はスマートフォンを出して、カシャカシャと何枚か写真を撮った。

 

(これでよしっ!

さあ、食べよう!)

 

萌「いっただきま~す!」

 

大きな口を開けて、パクリといくらとご飯をほうばったときに、店の引き戸がガラっと開いた。

 

萌は、入り口の引き戸の方を見た。

 

英慈が入ってきた。

 

萌「ゴホッ!ゴホッ!」

 

萌はむせた。

 

(えっ、飯島さん!なんでここに!)

 

(やだっ!!どうしよう!

バレないように、食べれないかな…?)

 

…と、思っていると…。

 

萌と英慈の目が合った!

 

(ヤバッ!!)

 

英慈はしらじらしく偶然を装って、びっくりした感じで言った。

 

英慈「あれっ!萌ちゃん、偶然だね。」

 

萌「こ……こんばんは…。」

 

英慈「テレビでおいしくておもしろい店ができたっていうから、来てみたんだ。ひとり?」

 

萌「はい。ひとりです。」

 

英慈「ここ、いい?」

 

萌「…どうぞ……。

今日、山田さんを誘ったんですけど、用事があるからって断られちゃって…。」

 

英慈「ああ、そうなんだ。

じゃあ、俺を誘ってくれればよかったのに。」

 

萌「それはちょっと…。」

 

萌はとまどった。

 

英慈は、動揺する萌の顔を見るのが好きだった。

 

萌「飯島先生、…じゃなかった。飯島さん。

もう、そういうこと言うのやめてください。

かわいいとか、誘う、とか。

学生時代から、純情な女の子をそうやってからかってきたんでしょ。」

 

英慈「あー!健太郎か!

あいつの言ったことをそのまま信じないでくれよ。

オーバーに誇張してるんだよ。

健太郎め。

名誉毀損で訴えてやる!まったく!」

 

英慈がプンプン怒っているのを見て、萌はクスッと笑った。

 

英慈は、メニューをパラパラとめくった。

 

英慈「俺も注文しよう。この店、全部大盛りなのかな?」

 

萌「まあ、大盛りが売りのお店ですからね…。」

 

(なんで来たんだろう。そんなに食べられないくせに。)

 

萌は、「変なの…」と、思った。

 

英慈「う〜ん。どうしようかな。」

 

萌「あ、ちょっと待って。

見て。飯島さん。ココ!

小盛り、中盛り、大盛りって書いてありますよ。

小盛りにしたらどうですか。」

 

英慈「ああ、本当だ。よかった。」

 

萌「でも、もし食べきれない量がきちゃったら、私が食べてあげましょうか。」

 

英慈「えっ。…ああ、頼む…。」

 

英慈は、ドキッとした。

 

(萌ちゃん、こういうこと平気で言うんだな。)

 

萌「だって、私、食べ物が残されてるのを見ると、なんか罪悪感、感じちゃって。

おじいちゃんには、残さずに食べるようにしつけられましたから。

特にお米は一粒も残さないようにって。」

 

英慈「そうなんだ。まあ、その通りなんだけどさ……。

俺が残さずに食べれる量だと、いいんだけどな。」

 

英慈は店員を呼んだ。

 

英慈「すみません。

エビフライ定食をお願いします。

小盛りで。」

 

店員「かしこまりました。」

 

英慈「それにしても、萌ちゃんの丼。すごいね。それは大盛りなの?」

 

萌「はいっ!

もちろん、大盛りです。

このいくらサーモン丼は、芸術品です!

ほら、見てください!

いくらが光っててきれいでしょう?

味もすっごくおいしいです!

写真も撮ったんですよ!」

 

…と言って、萌は英慈にスマートフォンで撮った写真を見せた。

 

英慈「萌ちゃんは、食べ物の話になると生き生きしてるね。」

 

萌「はいっ!食べるの大好きですからっ!」

 

萌は、うれしそうにいくらとサーモンをどんどん口の中に入れていった。

 

英慈は萌が幸せそうに食べるのを見るのが、大好きだった。

 

英慈「あの、ダメ元で言うんだけど、萌ちゃんの大食い、今、動画で撮っていいかな?

俺、萌ちゃんの食べてる姿が大好きなんだ。

もうすっかり大食いの萌ちゃんのファンになっちゃったよ。

ずっと見ていたいんだ。亅

 

英慈は、サラッと言ってのけた。

 

萌(大好き…?!ファン…?!

ずっと見ていたい…?!

何言ってるの?!この人!)

 

「ゲホッ!」

 

萌は、むせた。

 

英慈「大丈夫?!」

 

萌は水を飲んだ。

 

萌「フ、ファン…?!

もしかして、私を大食いのゆるキャラかなんかだと思ってます?

それとも、またからかってます?!

ど、動画を撮るって、

飯島さん、何の冗談ですか?!いったい!」

 

英慈「ダメだよね。当然。ごめん。忘れて。今言ったこと。」

 

萌「あー、今、食べてるとこは、さすがにダメですけど……。

でも、いいですよ。

私の大食い動画、昔、撮ったのがあるから。

友達がふざけて撮っちゃったんですけどね。

しかも、私に無断で!

それでよかったら、あげますよ。亅

 

英慈は、「へぇ、動画あるんだ」…と、意外に思った。

 

突然、萌は箸を置いた。

 

食べるのを止めて、真剣に言った。

 

萌「それに、今日は助けてもらって、感謝してます。

お礼のしるしです。

ちゃんとお礼を言わなきゃ…って、思ってたんです。

ありがとうございました。亅

 

萌は頭を下げた。

 

英慈「なんだよ。あらたまって。

ちゃんと教えてあげるのは、先輩として当然の務めだろ。」

 

萌「とにかく、内容証明の件は助かりました。

だって、ホントのこと言っちゃうと、健太郎先生、あんまり教えてくれないんだもの。

飯島さん、頼れる先輩って感じで、すごくカッコよかったです!

それなのに、私ったら、損害賠償とか言っちゃって、ホントごめんなさい!」

 

英慈「そんなことは気にしなくていいよ。」

 

…と言って、微笑んで萌の頭を軽くポンポン…とした。

 

萌は思いがけない英慈の行為に照れて、ポッとなった。

 

萌「でも、法律の仕事っておもしろいですね。

サンライズで働いて本当によかったです。

それに、困っている人を法律を使って、どんどん解決していく美恵子先生は、カッコよくて、私の憧れの人です。 

私、この間、美恵子先生の裁判、見に行ったんです。

すごくカッコ良かったんですよ!

窃盗の嫌疑をかけられた青年の裁判で、美恵子先生が、法廷で原告を追い詰めて、被告人を無罪にしたんです。

思いがけないところから、証人を出してきて、最後には大どんでん返し!

本当にスカッとしました!

無罪になって、被告の青年の大原くんは、感激して泣いてました。

私も早くあんな弁護士になりたいです。」

 

英慈「そんな裁判があったのか。

俺も見たかったな。

美恵子先生は、俺に証拠・証人の大切さを俺に叩き込んでくれた師匠だからね。

「納得するまで現場に行け、証拠・証人を探し出せ」…ってね。

本当に、美恵子先生はすごい人だよ。感謝してる。

なんの地盤もない俺が市議になれたのもあの人のおかげなんだ。

はじめての選挙のとき、クライアントさんたちに声をかけて、ボランティアを集めてくれたんだ。

美恵子先生が中心になってくれたおかげで、選挙活動がスムーズにできた。

だから、無事に当選できたんだ。

本当に頭があがらないよ。

だから、恩返しをしたいんだ。美恵子先生に。」

 

萌は、英慈の話を聞き入っていた。

 

萌「いい話ですね。

ますます美恵子先生を尊敬しちゃいます。」

 

英慈「ああ。俺も尊敬してる。

しかも、女手一つで健太郎を育てたんだぜ。

ご主人と一緒に今の事務所を立ち上げたんだけど、やっと軌道に乗り始めたとき、ご主人が病気で亡くなったんだ。

子育てと事務所経営でたいへんだったって言ってたよ。」

 

萌「そうだったんですね…。

本当にすごい人!

はじめて見たときから、オーラとパワーがすごいなって思ってたんです。

あ、飯島さんの「もてオーラ」もすごいですけどねっ!」

 

英慈「おい、コラッ。大人をからかうなよ。」

 

萌「アハハハハ!」

 

萌は大きく口を開けて、白めしをどんどん口の中に入れた。

 

モグモグモグ……食べていると…。

 

英慈「あ、萌ちゃん、ごはん粒がぽっぺについてるよ。」

 

萌「えっ?」

 

英慈「まったくしょうがないな…。」

 

英慈はほっぺたについたごはん粒をとってあげて、英慈はそのごはん粒をパクッと食べた!

 

萌はカァーッと顔が赤くなった!!

 

ドキンッ!

 

ドキドキドキドキ……!!

 

萌「い、飯島さん…!」

 

英慈はニコッと笑った。

 

英慈「まったく子どもみたいだな…。萌ちゃんは。」

 

萌の心臓に矢が刺さった!

 

萌(ダメッ!

この人に惹かれたらダメッ!

好きになっちゃダメッ!

絶対にダメっ!!

身の破滅を招くんだから!!)

 

萌は必死に気持ちを押し殺した。

 

萌「もぉ!飯島さん、そういうことやったらダメです!」

 

英慈「ああ、ごめんごめん。

食べ物無駄にしたくないんだろ。

萌ちゃんがそう言ってたじゃないか。」

 

萌「まあ、それは言いましたけど…。でも、それはセ、……」

 

(セクハラですっ!)

 

萌はそれ以上、突っ込むのは止めた。

 

早く平常心に戻らなきゃ…と思っていたから。

 

英慈「なに?」

 

萌「な、なんでもありません…。」

 

英慈はクスッと笑った。

 

英慈(萌ちゃん、かわいい…。ドギマギしてるな。)

 

英慈は萌が動揺してるのを見て楽しんでいたが、察して、話題を変えた。

 

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英慈「……ところで、萌ちゃんはどうして弁護士になりたいと思ったの?」

 

萌「えっ?……えーと、一番の理由は、やっぱり自分の性格的なところかな…。

なんか間違ったこと言ってるのを聞いちゃうと、自然に言葉が出て、先生でも男子でも平気でやりあっちゃう…。

よく、先生に煙ったがられました。」

 

英慈「そうだな。ハンバーグ食べた時も、俺に「セクハラです!」って噛みついたもんな。」

 

英慈は思い出してクスクス笑った。

 

萌「もう!それ、言うのやめてください。忘れたいんだから!」

 

萌は恥ずかしそうに言った。

 

萌「…あとね、弱い人が理不尽な理由でやられてるのを見ると、許せない!…って思って、メラメラと、闘志がわいてくる…っていうか。

まあ、いわゆる、正義感が強い…っていうのかな。

あ、そうそう。一つ自慢していいですか。

私、中学でクラスのいじめを解決したことがあるんですよ。

弱いものいじめが許せなくて!

先生に相談しても、何にもしてくれなかったから、これは、自分たちで解決するしかない…って、知恵をしぼったんです。

それで、ある子のいじめをやめさせることに成功したんです。」

 

英慈「それは興味あるな!

どうやっていじめをやめさせたの?」

 

萌「それは、言えません。

ちょっとブラックだから。

秘密です!」

 

英慈「ああ、すごく気になる!

絶対聞き出してやるからな。」

 

英慈は、萌との会話が楽しくてしかたなかった。

 

萌「でも、この通り、理屈っぽいからモテなかったし…。

しかも、大食いだから、なおさら、男子にはドン引きされちゃうし。」

 

英慈「黙っていれば可愛いのに…って言われなかった?」

 

萌「あ、それ、言われたことあります!

褒められてるのか、けなされてるのか、わからないですよね、それ!」

 

…と言って、モリモリといくらと白めしを口の中に放り込んだ。

 

萌「でも、この達者な口のおかげで、中学校では、生徒会長を2年間もやったんですよ。自分で言うのもなんなんですけど、2年の時、3年生を差し置いて、はじめて選挙に当選したんです。

2年間も生徒会長をやるのは、我が校初だって、先生に言われました。

ハッタリの演説が効果抜群だったみたいです!

アハハハハ。」

 

萌は思い切り照れ笑いをした。

 

萌「で、私、思ったんです。

この口が達者なところを活かして、何か人の役に立つことはできないかな…って。

加えて、法律の知識があれば、鬼に金棒だと思ったし、たくさんの人を救えるんじゃないかって思ったんです。

法律の知識や弁論の力と、私のこの厄介な正義感が、人の役に立てたら素敵だなって思って、この仕事を志したんです。

アハハハハ。

…なんか、かっこいいこと言っちゃったかな。アハハハハ。」

 

萌は精一杯の照れ笑いをした。

 

英慈「立派な志だよ、萌ちゃん。

君ならなれるよ。

弱者や困っている人を助ける弁護士に。きっと。」

 

萌は胸が熱くなった。

 

萌は、英慈の言葉が最高にうれしかった!

 

萌「なんか、自分を理解してくれてるみたいでうれしいです…。

本当にいい人ですね!

飯島先輩!」

 

英慈もはじめて萌が自分を好意的な目で見てくれたので、胸が熱くなった。

 

英慈のエビフライ定食が来た。

 

小盛りといえども、かなりの量があった。

 

英慈「うわぁ、この量はちょっとしんどいなぁ。」

 

萌「えっ、たったこれだけの量も食べれないんですか?

しょうがないですね。

食べられない分は、端っこによけておいてください。

私が食べてあげますから。」

 

英慈はまた、ドキッとした。

 

英慈(食べてあげるって…さっきと同じセリフだよ…。)

 

英慈はエビフライを一口食べた。

 

英慈「このエビフライうまい!

身がギッシリ詰まってて、衣がサクサクだ。」

 

萌「ほんとですか?

次は、私もエビフライ定食を頼もうかな。」

 

英慈は、エビフライを少し切り分けて、フォークに刺して、萌の顔の前に差し出した。

 

英慈「味見してみて。」

 

萌「えっ!…う、うん。」

 

萌は、パクッと食べた。

 

萌(何、この甘い展開…!)

 

萌は急に胸がドキドキしてきた。

 

萌「………。」

 

萌「…なんか、つきあってるみたいですね…。私たち…。」

 

小さな声でボソッと、萌は言った。

 

不意に、言葉が出てしまった。

 

萌はハッとした。

 

萌(ヤバイ!また、変なこと口走っちゃったよ…!)

 

二人は少しの間、沈黙した。

 

英慈は萌を見た。

 

英慈は真剣なまなざしで、萌の瞳を見つめた。

 

英慈「…つきあってみる?」

 

英慈「俺たち…。」

 

萌は驚いて目を見開いた。

 

萌「………。」

 

萌は、あの公園での告白を思い出した。

 

萌は英慈の綺麗な顔を見ていると、心が吸い込まれそうになる。

 

萌(なんてセクシーなの…。)

 

萌はうつ向いた。

 

萌「……………………。」

 

20秒くらいの沈黙があった。

 

萌はずっと下を向いたまましゃべらない。

 

英慈「…………………。」

 

英慈は、気まずさに耐えられなくなった。

 

英慈「………。

…そんな困った顔すんなよ!

冗談だよっ、冗談!」

 

萌も、真剣な顔をして英慈を見た。

 

萌「………。

飯島さん…。

この際だから、私の本心を聞いてください。

私、司法試験に受かるまでは、恋愛はしないって心に決めてるんです。

たとえ、どんなに素敵な人が目の前に現れても。

私は、2年半もの間、ずっと司法試験の勉強に生活のすべてを捧げてきました。

寝食を忘れて、遊びもせずにずっと。

だから、今は自分にとって、大事な…人生の正念場だと思っています。」

 

英慈の視線は、しばらく宙を泳いだ。

 

英慈「………。

わかったよ…。萌ちゃんの気持ち…。」

 

英慈「司法試験はそんなに甘いもんじゃない…って、俺だって嫌ってほどわかってるよ。」

 

英慈は、萌が何もしゃべらなくなるのが耐えられなかった。

 

だから、今度はわざとおどけた調子で言った。

 

英慈「わーかったよ!

………。

わかってるよ!

…がんばって!

応援してるから。」

 

英慈はニコッと笑った。

 

萌「…はいっ!」

 

萌もニコッと笑った。

 

英慈は、これが今、自分にできる最大限の強がりだった。

 

大人ぶって格好つけた。

 

やせ我慢した。

 

英慈(…しかたないさ。

…気長に待つしかないのかな…。)

 

英慈は、エビフライをヤケ酒代わりに、かっ食らった。

 

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