元英語教師なっぴの思春期の子育て☆

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ブログ小説「(仮)恋する弁護士たち~泣きたいくらい君が好き~第12話『女子の恋の相談』」

恋する弁護士たち

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登場人物のイメージ

飯島英慈(主人公 弁護士・市議会議員)

32歳くらいの時の玉木宏…風の人

 

相原萌(主人公 パラリーガル) 

18歳くらいの時の有村架純…風の人

 

三上由奈(萌の親友の大学院生)

23歳くらいの大島優子…風の人

 

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第12話 女子の恋の相談

仕事が終わり、夜7時。

 

萌は高校時代の親友に会っていた。

 

萌の親友の、三上由奈は、同じソフトボール部のピッチャーで主将、萌はキャッチャーで、副将だった。

 

二人は名コンビだった。

 

萌にとって、由奈は、高校時代の3年間を共に歩んだかけがえのない親友だった。

 

三上由奈は、有名理系大学の大学院に通っているエリートリケジョだった。

 

萌は、司法試験の受験勉強の合間を縫って、由奈にはちょくちょく会っていた。

 

二人は、いつものファミレスにいた。

 

由奈「萌、司法試験まであと3週間だね。

いいの?

そんな大事なときに、私と会ってて。」

 

萌「どうしても聞いてもらいたいことがあるんだ。

聞いてもらわないと、逆に勉強が手につかないの。」

 

由奈「えっ、何?

そんなに重大なこと?どうしたの?」

 

萌「あのさ、由奈だったらどうする?いきなり…だよ。突然…。」

 

由奈「うん、なに?」

 

由奈は興味津津に、目を輝かせた。

 

萌「突然、映画のスクリーンから飛び出てきたような超美形の王子様みたいな人がね。いきなりだよ!

いきなり「好きだ!」って言って、迫ってきたらどうする?」

 

由奈「えっ?!マジッ?!ホント?!

萌って、今、そういう状況なの?」

 

萌「うん、信じられないんだけど。

すごく戸惑ってるよ。

私、モテたことなかったし。」

 

由奈「モテたことないって…。

まあ、女子校だったからね…。

でも、萌かわいいじゃん。

黙っていればモテると思うけど。」

 

萌「もう!なにそれっ!」

 

由奈「私は、萌は男の人に言い寄られてもおかしくはないとは思うけどね。

正義感振りかざして、正論とか生意気なこと言わなければ、普通にモテると思うけど。

で、どんな人なの?」

 

萌「あまり詳しくは言えないんだけど…さ。

超イケメンで、身長180cmくらい、一橋大卒の弁護士で、すごく優しいの。

歳は32歳?…33歳だったかな。

食事も高くておいしいお店に連れてってくれたの。」

 

由奈「うわぁー。すごい!

めちゃくちゃハイスペックじゃん!

しかも、もうデートもしたんだね。」

 

萌「うん…。まあ、行きがかり上ね。

でも、なんかおかしいんだよ。」

 

由奈「なにがおかしいの?」

 

萌「ほら、私、司法試験直前だし、恋愛なんてしてる場合じゃないでしょ。

だから、彼が「つきあってくれ」って、迫ってきても断ったんだよ。

それも2回もね。

でも、諦めてくれないんだよ。

けっこうしつこいっていうか…。」

 

由奈「えー!断ったんだ。もったいない!

普通、イケメンだったら、振られるなんてプライドが許さないよね。

いくらでも女の子なんているんだしさ。

イケメンが同じ子に2度も振られて、しつこくアタックするか…?普通…。

韓流ドラマじゃあるまいし、ありえないでしょ。そんな話。」

 

萌「…だよね。私もなんか変な感じがして。

こんなに追いかけられるなんて…。」

 

萌「それにね、私のこと「チャーミング」だとか、私が大食いなのを「見てると元気出る」とか言って、ひたすら褒めるんだよ。

私をいい気分にさせてさ。

褒めまくるの!

私、褒められるの慣れてないから、なんか調子が狂っちゃって…。困っちゃってる。

それに、由奈が撮った私の大食い動画を「くれ」って言って、持っていっちゃったの。」

 

由奈「へぇ。萌が大食いだって知っても、平気なんだ。

逆に褒めるとはね…。

萌のことよっぽど、気に入ってるか、それとも、手慣れたプレーボーイか……どっちかだね。」

 

萌「うん…。」

 

由奈「騙されてる可能性は、考えられないの?

なんか目的があるんじゃない?

萌を騙して、何かしようとしているとか…?」

 

萌「騙されてる…。

やっぱり、そうか…。そうだよね。

なんか、おかしいよね…。

私なんか、お金持ちの令嬢でも、権力者の娘でも、なんでもないんだよ。

ただの農家の娘だよ。

私なんかを口説き落としても、なんのメリットもないよ。

しかも、地位も名誉も、彼はもうすでに持ってるし。」

 

由奈「萌の知らないところで、萌に近づくメリットとか、何かしらあって、近づいてるんじゃない…?」

 

萌「あ、そうだ。こんなこと言ってたんだよ。

どんな美女が近づいてきても、振りまくってて、ひたすら田舎っぽい、おぼこっぽい娘とつきあうんだって。

そのうち、飽きて捨てる…みたいな。」

 

由奈は、指をパチンと鳴らした。

 

由奈「あっ!それだ!」

 

由奈「絶対にそれだよ!

萌、可愛いけど、都会っぽいっていうわけじゃないし、ほんわかしてるし、純情な感じだし。

童顔で、萌を見てると、なんか、かまいたくなるもん。

おぼこっぽい…って、ドンピシャじゃん!

たぶんそうだよ。

たぶん…じゃない!絶対にそう!

萌、絶対ターゲットにされてるよ!

純情娘を落とすっていうゲームみたいなものなんじゃないの。

その人にとって。

もしそうならサイコパスだね。その人!

司法試験も近いんだから、気をつけなきゃダメだよ。

そんなのの毒牙にかかっちゃ絶対ダメッ!!」

 

萌「ああ!そうか!わかった! 

急に納得した! 

なんか、腑に落ちたよ! 

彼は、たまたま私みたいな田舎娘を見つけたから、落とそうとしてる。

そして、つきあって適当に遊んだら、ポイって…捨てる。

それが、ルーティーンになってる…。」

 

由奈「そうだよ。それだよ!

なんだか、スッキリと謎がとけた感じがする!

萌、なんか気の毒なんだけど…。

気を落とさないでね。

でも、ほらっ、よかったじゃない。

試験直前にそれがわかって。

前向きに考えよう!

そうとわかれば、キッパリと切り替えて勉強に専念できるじゃない。

まだ本気で恋する前だったんだから。」

 

由奈は一方的にまくし立てた。

 

由奈「それにしても許せない!

私の大切な親友の大事なときに!

そんなヤツ無視して、勉強に集中しな! 

今、あんたみたいな娘が、そんなプレーボーイと恋に落ちちゃったら、本当に取り返しのつかないことになるよ。

今がいちばん大事なときなんだよ!

今、恋愛なんかして、その人に夢中になっちゃったら、いままでやってきたことが全部水の泡になるんだよ!!」

 

萌「うん、わかってる。

充分わかってるよ。それは。」

 

萌は下を向いて、しばし沈黙した。

 

そして、吹っ切ったように、口を開いた。

 

萌「でも、よかった!由奈に相談して。

なんか、スッキリしたわ。

胸のモヤモヤがとれて、今、すごくスッキリして、頭の中がクリアになってる!

あやうく騙されるところだったんだ。

ターゲットにされてたんだ、私。

まったく気づかなかったよ。

もうちょっとで、心奪われるところだった…!」

 

由奈「もう、試験まで秒読み段階なんだよ。

そんなプレーボーイのこと考えてちゃダメ! 

余計なことを考えずに、勉強に集中しなよ!ねっ!」

 

萌「うん。ありがとっ!

今は、とにかく目の前の試験にくらいつく!

最後の追い込みにラストスパートかける!」

 

萌(これでよかったんだ。

やっぱり由奈に相談してよかった。

心に区切りをつけられたんだから。

これで、最後の試験勉強に集中できる。)

 

萌は強がっていた。

 

潔く気持ちを切り替えたつもりになった。

 

でも、なぜか寂しかった。

 

萌は落ち込んだ気持ちで家に帰った。

 

 

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