私、「翔んで埼玉」を2回も観にいっちゃいました!
1回目は、春休みに娘とデートで♡
2回目は、一人でじっくりと鑑賞♡
感想はというと、、、
めっちゃおもしろかったです~!!
いや~、久しぶりに映画で大爆笑しましたよ~。
↑ ↑ ジャンヌ・ダルクのような二階堂ふみちゃん♡
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私の埼玉愛♡
私、何を隠そう、埼玉大好きなんです。
でも、私、実は、東京生まれの東京育ち、今も東京在住…ですが、大学も仕事も、埼玉県にお世話になりました。
18歳で、はじめて埼玉県に縁を持ち、
「埼玉って、のんびりしていいなぁ~。しかも、適当に都会っぽいところもあるし。なんか楽~。」
と、気づいてしまいました。
東京は、便利でオシャレ。何でもあるけど、近所とか挨拶しない家もあったり、人間関係もギスギスしてたり。。
街もゴチャゴチャしてる。
空気もおいしくない。
たまに、埼玉に行くと、空気が澄んでる~って、感じます。
学生時代は、浦和や大宮でショッピングを楽しみ、川越で古都を味わい、嵐山でキャンプ…をしましたよ~ ♪ ♪
今は越谷のイオンレイクタウンや、ふじみ野のららぽーと…とか、たまにですが、ショッピングに行ってます♡
埼玉って、田舎っぽいけど、適度に都会だし、なんでもできる~!!
いろんな顔を持ってる埼玉が大好きなのですが、やっぱり、隠れファンの域を出れないんですよ~。。心の中でファンなんです。。
それでは、映画の話に戻ります。(笑)
↓ ↓ あっ!ここから先!ネタバレされたくない人は遠慮…って感じかな~。。。(でも、やっぱり読んでほしい♡)
「翔んで埼玉」の魅力
「翔んで埼玉」は、「パタリロ!」の作者、摩夜峰央氏が、埼玉を自虐的に描いた漫画で、未完成のまま終わった作品です。
今回、ある監督が、その続き…的な話を創り、実写映画化したということです。
映画では、二階堂ふみとGACKTがW主演し、見目麗しいキャラを好演しています。
あらすじ
その昔、埼玉県民は東京都民からひどい迫害を受けていました。
通行手形がないと東京には入れず、不法侵入すれば強制送還されてしまうのでした。
そのような状況を打破すべく、埼玉開放戦線という革命グループが、ライバルの千葉と争いながらも協力して、通行手形を撤廃し、自由を勝ち取るというストーリーです。
その埼玉開放戦線の主要リーダーが麻美麗(GACKT)。
そして、敵役・東京都知事の息子が壇ノ浦百美(二階堂ふみ)です。
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翔んで埼玉の見どころ①・麗と百美の恋ものがたり♡
映画の見どころは、麗と百美のラブストーリー的要素♡
でも、麗と百美は男の子。
だから、ボーイズ♡ラブ…なんです。
摩夜峰央氏の作品は、ボーイズラブがちょいちょい出てきます。
それは摩夜氏の独特な世界観なので、特にボーイズラブにフォーカスして描いたものではなく、いたって普通の恋愛って感じです。(だから、ボーイズラブそのものに期待しちゃダメ!)
それに、ふみちゃんの健気で一途な姿がかわいらしい!
さて、どんな恋愛かというと、、、
東京都知事の息子の壇ノ浦 百美(二階堂ふみ)は、その埼玉開放戦線のリーダー麻実 麗(GACKT)に恋してしまいます。
麗は、東京都に活動がばれ、追われる身になってしまいます。
しかし、百美は、都知事の息子としての立場や未来をすべて投げうって、麗についていきます。
ねっ!まるで、ロミオとジュリエットの駆け落ちみたい♡…でしょ。
そして、本格的な百美と麗の逃避行が始まります。
やがて、麗と百美は、同士として絆が深まり、共に東京都に立ち向かっていくのです。
翔んで埼玉の見どころ②・埼玉VS千葉の戦い
埼玉VS千葉の戦いが、超おもしろいです!!
めちゃめちゃ笑えます~!!
埼玉と千葉が川をはさんで戦うシーンがあるんですが、それが、
まるで 関ヶ原の合戦 みたいに壮大で、すごいんです!!
これが、すごくバカバカしくて、悶絶もの~!!
どんな戦いかというと、
千葉 対 埼玉 の 「どれだけすごい有名芸能人がいるか」対決!!
例えば、
(左が千葉、右が埼玉) ↓ ↓
YOSHIKI vs 高見沢俊彦
桐谷美玲&真木よう子 vs 反町隆史&竹野内豊
ここまでは、互角の戦い!
千葉は、さらに応戦しようとして、
小倉優子と、小島よしお…のカードを出すのですが、
千葉のリーダーが、「だめだ、弱い弱い…!!」って、言って、この2人のカードを引っ込めちゃうの!(爆笑!)
そして、最後に、
ど~ん!!
市原悦子
…のカードを出すと、埼玉のリーダーGACKTが「つ、強い…!!」と、一言!
大物を出され苦しむ~!!…という場面が最高!!
ねっ!バカバカしいでしょ~!!
こんな内容を川を挟んで壮大なスケールでやっちゃってるの!!
すっごい笑えますから~!!
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まるで宝塚♡男役・二階堂ふみの演技がいい!
もう、ふみちゃんの演技力に感動しましたよ!
ふみちゃんの演じる百美は、ヨーロッパの貴族の雰囲気漂う美少年です。
原作のイメージ通りで、まるで漫画から百美が飛び出してきたみたいでした。
それに、なんて、宝塚チックなんでしょう!!
話の前半は、美しいヴェルサイユ宮殿のような学校…が舞台になっていて、まさに宝塚ワールドです。
ふみちゃん自身が華奢でスマートだから、中世の騎士のようなピッタリとした衣装がよく似合い、違和感なく美少年になりきっています。
それに、ハリのあるきれいな少年の声を出しているので、本当に少年なのでは?!…と思ってしまいました。
最初は、GACKT演じる麗をライバル視して、百美はいじわるをたくさん仕掛けるのですが、麗に不意にキスされ、百美はたちまち恋に落ちてしまいます。(ドキュン♡)
ここからの、百美の変わりようが、さすが演技派の二階堂ふみ!!
最初は、百美は、威張りちらして、すごくイヤ~なヤツだったんです。
↓ ↓ 恋に落ちる前のいじわるな百美
でも、麗に恋してから、かわいい子猫ちゃんにガラッ…と、変わっちゃったの。
彼からけっして離れず、彼のためなら何でもしてしまう!
一途な姿…「恋してる!!」って素直な演技がすっごくいいです。
↓ ↓ ほら、百美の恋する瞳がかわいいでしょ♡
後半は、麗と百美の逃避行なんですが、そこで、ふみちゃんが表情豊かなコミカルな演技が連発!!
例えば、麗が「所沢に逃げる」と言ったときの場面。
埼玉アレルギーの百美が、耐えられず、
「と、と、と、ところざわ、、、。。。」
と、失神寸前のセリフを!
このベタすぎる反応が楽しい!!
コメディが二階堂ふみに似合ってる!!
と、思ってしまうほど、喜劇役者になってました!
原作のイメージを大切にしたキャスティング
二階堂ふみだけでなく、漫画のイメージ通りのキャスティングが素晴らしいです。
GACKTもそうです。
GACKT演じる麗も、漫画のイメージピッタリで、演技も漫画の麗そのものです!
宝塚のベルばらのオスカルのように、中世の騎士のマントまで羽織って、まるで王子様みたいです~♡♡
ツンデレな感じが、たまらない♡
しびれます~!
こんな麗しい王子様の麗なら、百美が夢中になるのもわかります!
麗という役は、GACKTの美しさを存分に発揮したハマリ役といっても、過言ではありません!
GACKTが美しく麗しくも、悩ましい麗を、さらにボリュームアップして演じています。
はぁ~♡ GACKT様、なんてすてき~♡かっこいい~!!♡♡
と、誰もが思ってしまうでしょう。
その他の登場人物も、原作の雰囲気を大切にして配役されていると思います。
アクの強~い個性的な役者さんがたくさん出ています!!
伊勢谷友介、京本政樹、
加藤諒、中尾彬、
武田久美子、竹中直人 …などなど。
アクが強~い!!強すぎる!!
まさに、このキャスティングだからこそ、摩夜ワールド全開なんです!!
映画にしか出てこない登場人物もいますが、役者さんたち皆は、作者・摩夜氏の独特な世界観をちゃんと理解し表現していると、感じました。
観ていて、
原作を超えた!!
と、思っちゃいました。
埼玉のディスリが最高におもしろい!!
ここまでディスっちゃっていいの!?って、心配になるレベルです。
埼玉県からクレームこないの!?って、、、。
たとえば、
「埼玉県民には、そこらへんの草でも食わせておけ!」
「埼玉なんて言ってるだけで、口が埼玉になるわ!」
↑ ↑ ↑ この2つのセリフが特に強烈でした!
「だ埼玉」だけじゃない!ディスリワードのオンパレード
GACKT演じる麗が、バラバラになった埼玉県人をまとめるために、
埼玉をあえてディスる場面があります。これです。↓ ↓
埼玉県は「〇〇さいたま」で、ディスれる!!
麗「そんなことだから、埼玉はいつもバカにされるんだ。埼玉県人がなんて呼ばれてるか知ってるか?」
「ださいたま」
「くさいたま」
「うさんくさいたま」
「うるさいたま」
「あおくさいたま」
「いなかくさいたま」
「ふるくさいたま」
「あほくさいたま」
「ばかくさいたま」
「けちくさいたま」
「きなくさいたま」
「どんくさいたま」
「びんぼうくさいたま」
「めんどうくさいたま」
「しんきくさいたま」
「しょんべんくさいたま」
「ちちくさいたま」
「いかくさいたま」
まぁ~、出るわ出るわ!
よくこんなに出てくるな~と、感心してしまいました(笑!!)
まだまだある!ディスリ
極めつけは、サイタマラリア!!
百美が、かかってしまった、春日部の蚊が媒介する熱病です~!
あ、埼玉ホイホイ も、あった。。
ゴキブリホイホイではなく、埼玉ホイホイです。
埼玉県人を甘い罠で誘い込み、一気につかまえるという箱。。。
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こんなにある!埼玉のよいところ
映画では、ディスってるんだけど、その根底には、熱い埼玉愛があることがひしひしと伝わってきます。
埼玉愛にあふれるパパの熱~いけんかの場面があります☆↓ ↓ ↓
埼玉県民のパパと千葉県出身のママがけんかする場面が傑作!
以下、千葉をバカにされたママが、パパとけんかする場面です。
ママ「おまえ、今ちばらぎって言ったよな?」
「茨城と千葉を一緒にするな!!」
途中略…
ママ
「熊谷は群馬なんだよ!ぐ・ん・ま!赤城おろしがうちにもビュンビュン吹いてきてるんだから、わかるだろ!!」
パパ
「熊谷は埼玉なんだよ!」
「千葉なんて、しょせん東京の小判ザメなんだよ!」
「埼玉は人口密度と土地の地価が千葉に圧勝なんだよ!」
「埼玉には、早稲田、慶応、立教の付属高校もある!」
「県立高校では、たびたび東大進学率全国一の浦和高校があるんだ~!」
ママ
「はぁ~?だからぁ?海はあるのか、埼玉に?海はあるんかってきいてんだよ!!」
「千葉はな、ださいたまと、違って、観光スポットが腐るほどある!」
「東京ディズニーランドだってあるんだよ!」
パパ「埼玉には、東武動物公園がある!」
ママ「千葉には成田空港がある!」
パパ
「東京航空交通管制部は所沢にあるんだ。
飛行機が飛べているのは、所沢のおかげだぁ~!」
そうか、そうか、そうなんだ~。
もうわかった!!
夫婦げんかの中にも、千葉にも埼玉にも、いいところあるって、すごくよくわかりましたよ。(爆笑!)
埼玉はなんにもないところだけど、住みやすくていいところ
映画では、埼玉のよいところをいろいろ教えてくれています。
埼玉はショッピングモール天国なんですって。
そして、埼玉は、特化したものがないだけで、すべてのものがほどほどに満たされている…というところが、埼玉の魅力…ということがわかりました。
そして、なんと「2019年全国住みたい街ランキング」で、
9位 大宮、10位 浦和
で、ランクインしました!
すご~い!!
埼玉の有名企業・名物いろいろ
映画で紹介された埼玉発の大手有名企業は、以下です。
ファミリーマート
しまむら
山田うどん
安楽亭
栄光ゼミナール
特に、ファミリーマートにおいては、今や全国で17000店舗を構えるまでに成長しました。(驚!)
その他、映画で教えてくれた埼玉の名物・諸々を以下ランダムに上げますね ♪
ガリガリ君
NACK5
草加せんべい
深谷ねぎ
さいたまんぞう「なぜか埼玉」
クレヨンしんちゃん
ファミリーマートをはじめ、栄光ゼミナール、しまむら、安楽亭など、埼玉出身だったなんて、まったく知りませんでした~!!
ミニお得情報!!
ガリガリ君リッチ コーンポタージュ posted by (C)commucom.jp
みんな大好き!ガリガリ君♡
ガリガリ君の製造工場は、今や知る人ぞ知る、お得な人気観光スポットになってるんです。
ガリガリ君は、埼玉県本庄市にある赤城乳業本庄千本さくら「5S」工場で製造されています。工場見学は無料、しかも、ガリガリ君食べ放題!!…なので、毎日多くの見学者が訪れています。
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最後に
映画を観終わった後、文句なしのハッピーエンドだし、たくさん笑って、スッキリしました!
この映画の真意は、埼玉をディスることによって、
埼玉を知ってほしい…
埼玉をみんなに愛してほしい…
埼玉を、、、もっと、、、!
埼玉を、、、どうか、、、!!
埼玉を、、、お願いします、、、!!!
…という
埼玉への深く熱~い愛と叫び
…をビシビシと感じました。
あと、おまけです☆これが、↓ ↓ ↓ 埼玉ポーズです。
↑ ↑ 手は埼玉県鳥の「シラコバト」の羽、そして、輪っかは埼玉の玉を表しています。
余談ですが、、、
はなわの「埼玉県のうた」が最高でした!
エンディングテーマで流れるのですが、
ディスリと埼玉愛を兼ね備えた、まさに、この映画にピッタリの歌でした!
ダンダンダンダダンダンダン
ダンダダさいたま~♪ ♪
あ~、この歌が頭から離れません!
一度聴いたら、忘れられない。。。
ずっと耳に残るんですよ~!これ!!
だれか、た、たすけて~。
つい、口ずさんじゃいます~(笑・諦) ↓ ↓ ↓ 「埼玉県のうた」
なにはともあれ、百聞は一見にしかず!!
ぜひぜひ観てみてください♡♡
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↓ ↓ ↓
ポチっとしてくれたら、うれしいです♡
最後まで読んでくださって、ありがとうございました (^^)