プロローグ
つい先日、長男の中学校の卒業式に行ってきました。
と、言っても中高一貫校なので、同じ敷地内の高校に進学するだけなのですけどね。
だから、そこまで感無量な気持ちにはならなかったのですが、、、
でもね、やっぱりそれなりに、
「ああ、私も初めての子どもを無事に中学校を卒業させたんだな~(安堵)
中学三年間いろいろあったし、手もかかって大変だったけど、やっとここまできたんだな~。。。。。」
と、しみじみと感じ入るものはありましたよ。やっぱり。。。
中高一貫校なので、ママたちとも仲良くなって、濃い付き合いをしている人もできましたよ♡(これは大きな財産だと思っています!)
また、そのときのクラスの雰囲気もありますが、特に、最終学年の中三のクラスのママたちはノリよく、いい人たちが多かったので、母親同士もすごくまとまってたんです。
だから、中学生活のママ友ライフは、意外に楽しかったんです♡(←人見知りの私にしては、とても珍しい現象なのでした☆)
卒業式の後の謝恩会、2次会で!!重要情報GET!!
盛り上がった謝恩会、、、その後2次会へ突入。
2次会は半分以上の人が残りました!!(←これ結構すごい…と思います!)
人数は減りましたが、その分、全員が密着して濃い話ができたのでした。
そこで、とんでもない情報をGETしたので、お知らせしたいと思います!!
「3年間アッという間だったね~!!」
…というたわいもない話から、話が弾んでいます☆
まあ、会話はおおむねこんな感じです。
3年前は、まだ可愛いい少年だった…♡
期待でいっぱいだった中学生活…が、ついこの間始まった…と思っていたのに、もう終わっちゃった!!
え~!!こんなに3年間って早いの~!!
もう終わっちゃったよ~って、、、(驚)(悲)
こんなに中学生活がアッという間に終わるなら、高校生活だってすぐに終わっちゃうから!!
ボヤボヤしてたら、たいへんだ~!!
と、話していくうちに 、、
話が、あまりよくない方向になっていき、、、
「だったらすぐに大学受験がやってくる…」という母たちの漠然たる不安に火がついたのでした!!
そして、静かに忍び寄ってくる危機感が、揺さぶり起こされたのでした…。。。(叫)(怖)
案の定、大学受験の話になり、
ついこの間、大学のセンター試験を終えたばかりのお兄ちゃんを持つママ(以下、センター兄ママ)が、重大発言をしました!!
センター兄ママ
「今年はセンター8割でも日東駒専がやっとだったんだよ!!」
我が子が大学受験未経験ママたちは、キョトンとしてる。当然、私も。。。
「えっ、、???」
私、言ってる意味がわからなかったんです!!
センター8割、、、日東駒専がやっと、、?
センターはセンター試験のことでしょ。
8割は8割の点をとるってこと、、、かな?
日東駒専は、知ってるよ。
でも、センターは国公立大学の試験のことでしょ。
日東駒専は私立だよね??
なんかよくわかんない~!!!
でも、恥ずかしくて聞けないよ~!
センター兄ママ 曰く↓↓↓
「今年の大学受験はすごく厳しかったってことだよ!
2021年から大学受験が変わるから、みんな絶対に浪人したくないの。
駆け込み受験の感覚なの。
だから、レベルの高い子がレベルを落として合格確実なところを受けてくる。
だから、例年よりレベルが上がっちゃったの。
数年前なら、センター8割なら、GMARCHは合格してたんだから!」
この発言で、すべてのママたちは、
シーン!!
となったのでした。。。
ちゃんとセンター試験のことがわかっていないながらも、ことの重大さは十分に伝わったよ!!
今年は恐ろしいほど厳しかったんだって。。。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
我が子が大学受験未経験ママが大半なので、やがてくる未知なる恐怖を感じて、超不安に陥っていたよ。
だって、2021年には大学入試が変わっちゃうんだよ!!
2021年どうなるんだろう。我が子は。。。
私は英語についてはセンター試験については、調べ上げていたけど、↓↓↓
実は、センター試験自体は、そんなに詳しいというわけではなく、なんとなく知っているという程度なのでした。
当然、今年の動向などは知るわけもなく、、、
あらためて、、、、
やっぱり、人とのコミュニケーションって大事!!
ママ友大事です!!
思わぬところから、貴重な生の情報をGETできたのだから!!
インターネットも便利だけど、運や情報をもってくるのは、やっぱり人と人とのつながりなのかな、、、と、こういう場面でも、ふと感じた次第です。
そんなこと ↑ 言ってる場合じゃないよね。まあ、こんな感想は置いといて。
…というわけで、今年の傾向、これからの動向、センター試験について調べてみようと思いました。
私立大学の「センター試験利用入試」とは?
センター兄ママは、まさにこの「私立大学のセンター試験利用入試」のことを言っていたのでした。
今や国公立大学だけでなく、約8割の私立大学が、センター試験の成績を利用して自校の合否を出しています。それが私大の「センター試験利用入試」です。
センター試験利用入試は、受験生にたくさんのメリットがあります。
センター試験利用入試のメリット
①一回のセンター試験の結果で、複数の私大の学部学科に出願できる。
やはり、一番のメリットは、センター試験を受けるだけで複数の大学に出願できることです。
センター試験利用入試をしなければ、受験する私大ごとに、独自の試験(いわゆる一般入試)を受けなければなりません。
それぞれの大学の試験問題の傾向を分析して、対策を立てなければなりません。
当然、難関大学であれば、難問奇問もあるでしょう。
一方で、センター試験は、高校で学んだ基礎的な内容が中心に出題されるので、非常に学習しやすいものになっています。
しかし、上位校をねらうならば、8割、9割、10割近く点数をとらなければならないということは、言うまでもありません。
また、受験教科に関しても、一般入試と同じ2~3教科で出願が可能という私大が多く、国公立大学の受験教科のように5~8教科も受ける必要はないのです。
②一般入試も併願できる。
ほとんどのセンター試験利用入試を取り入れている私大では、一般入試との併願が認められています。
なので、センター試験利用入試で、第一志望の大学の点に届かず落ちてしまっても、一般入試で同じ大学に再チャレンジできるというのも大きなメリットでしょう。
③一般入試に比べて費用が抑えられる。
一般入試の受験料は35000円、センター利用入試の受験料は15000円~20000円です。願書代は1000円です。以下、具体的な例で見ていきます。
※以下では、センター受験料は15000円で計算します。
例えば、5校を受験するとします。
●5校すべてをセンター試験利用入試で受験する場合
1000円×5校=5000円
15000円 ×5校=75000円
5000円+75000円=80000円 合計 80000円
●5校すべてを一般入試で受験する場合
1000円 ×5校=5000円
35000円 ×5校 =175000円
5000円+175000円=180000円 合計 180000円
●2校を一般入試、3校をセンター試験利用入試で受験する場合
1000円 × 5校=5000円
35000円 × 2校=70000円
15000円 × 3校=45000円
5000円+70000円+45000円=120000円
合計 120000円
このようにすべてセンター試験利用入試で受験する場合と、すべて一般入試で受験する場合…とでは10万円もの差が生じます。よって、費用の面でも大きなメリットになるのです。
2019年の私立大学入試の動向
大学を語るときに、偏差値ごとに分けられたグループの呼び名があります。
前述した「日東駒専」とは、日本大学、東洋大学、駒沢大学、専修大学のことです。
「GMARCH」とは、学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学のことです。
「早慶上理」とは、早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、東京理科大学のことです。
偏差値の高い順にグループ分けするときに、「早慶上理」「GMARCH」「日東駒専」と言われることが多いです。つまり、日東駒専は、中堅の大学といえます。
その今年のセンター試験利用入試では、中堅校の「日東駒専」に、センター試験利用入試で8割できても、やっと合格できた…という現象が起きてしまったというのです!!
なぜ今年の受験に、このような極端な「日東駒専の難化」が起きてしまったのでしょうか。
前出のセンター兄ママの言っていた理由もありますが、それだけではないようです。
その理由はこちらです。 ↓ ↓ ↓
首都圏にある大学に入るのが難しくなってる!!
なぜならば、、、↓ ↓ ↓
国による首都圏の大学の定員抑制
2016年度から文科省が「入学定員管理の厳格化」を進めているからです。
これはどういうことかというと、早い話が、「大学側が合格定員数をオーバーしたら、補助金あげないよ。」
さらに加えて、
「ちゃんと定員を減らすことができたら、補助金を増額するよ。」
という内容のものです。 ( ↑ ↑ ↑ ひきょうすぎるよー!!!(大激怒!!))
2016年から2018年までに、この定員の数が、段階的にどんどん引き下げられています!(阿鼻叫喚!!)
よって、受け入れる人数が年々減っているのだから、当然、合格が難しくなっているのです。
定員抑制の理由
では、なぜ、こんなことを文科省は言い出したのでしょうか。
現在、東京をはじめとする都市圏の大学に学生が集中しています。
一方で、地方の私大は定員割れを起こしています。
国は東京の私大ばかりに学生が偏ることを問題視し、それを防ごうとしたのです。
言い換えれば、地方の大学を活性化していこうという安倍内閣の進める「地方創生」の一環だといえるのです。
でも、でも、でもね!!
本当に受験生たち悲痛な叫び声が聞こえてきます。
地方創生とか、、、そういう事情もあるでしょうが、
こっちだって、人生かかってんだよー!!
…と!!
これから大学受験をする子を持つ母として、私の気持ちは、自分のことのように、胸が張り裂けそうなくらい苦しいです。
2019年、日東駒専が難化した本当の理由
上記の、国の「入学定員管理の厳格化」により、難関・上位校が合格者数を減らしました。以下の通りです。↓ ↓ ↓
早稲田大学は2000人以上、法政大学は2000人以上、立教大学は1500人以上、青山学院大学は1400人以上、明治大学は1300人以上…減らしました。
このように、難関校が合格者数を減らしてきたので、特に、GMARCH志望者が日東駒専を受験しにくるのです。
このようなことが影響して、日東駒専が難化したのです。
日東駒専が第一志望の受験生は、非常に辛いですよね。
2020年、センター試験は最後だから最高潮に激化する
前出のセンター兄ママが言っていた通りのことです。
センター試験最後の年は、浪人する人がほぼおらず、必ず合格した大学に行くことになるでしょう…と、某予備校関係者は言っていました。
絶対に浪人したくないから、志望校を下げてでも、確実に合格を取りにいく…という現象が来年はますます起きてくるでしょう。
今年の受験生の声や受験した子を持つママたちの声を紹介しますね。
受験生の声
今年の日東駒専のセンター利用のボーダーめちゃくちゃ上がってますよね?明治志望ですが、駒澤センター利用で落ちてすごい落ち込んでいます。センターは84%でした。この点って去年ならMarchどこかしら取れてますよね
今年おかしいでしょ…
受験生の母の声
今年は大東亜帝国まで厳しいと聞いていました。また、日東駒専も日大を避ける人が他に流れるだろうと思ってました。
ほんとに厳しいですね。
おっしゃる通り、過去問や模試の結果でなんとなく読めた2年前の上の子の時と全然違うように思います。
どこもかしこも倍率や合格最低点が爆上がりしてますよね。試験問題も過去問より難易度が上がっているような気がすると言っています。
とにかく倍率がすごすぎて、通る気がしませんよね。
何ランクもレベルを落として受験してる
今年は安全志向の受験生が多く、私大の合格者数も減らしているので高倍率&合格者減!中堅大学といわれるところが特に合格するのが大変なようです。
去年に比べ、倍率はかなり上がり、最低得点も10点以上上がっている。受かるわけがない・・
大学側からの文章にも、例年に比べ、厳しい入試となっています、とありましたので、間違いないでしょうね。
もう本当に国が、ごちゃごちゃと、受験制度をいじくりまわさないでほしいです。(悲)
調べていくうちに、親として、怒りとか、落ち込んできたり…とか、どうしようもない絶望感とか、いろいろな感情が入り混じってきて、なんともいえない暗ーい気持ちになりましたよ。。。
本当にこの情報がみなさんのお役に立ってくれたらいいな、と思っています。
ではまた。最後は元気に!!
See You !!
ブログ村に参加しています ♪
↓ ↓ ↓
ポチっとしてくれたら、うれしいです♡
最後まで読んでくださって、ありがとうございました (^^)